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染の庵 結暉

意匠染織家 平山優子の工房 染の庵 結暉
工房内ではデザインから生地選び 染色までを自分たちの手で行い
作品完成まで責任をもって監修しています

一つ一つの作品に注いだ想いを お客さまに直接お伝えしたいという思いから
オリジナルブランド「朔」を立ち上げました

 
ブランドコンセプト

朔は新月

月が果て蘇る日
終わりと始まりが溶け合う時

永い永い繰り返し
その時の堆積

その中で脈々と息づく 
人の営みの中で生み出されてきた想いと祈り

月の満ち欠けと共に 
四季が巡るアジアの中の日本という国にあることの意味

それらを意匠として作品に込めていく

そしてそれはまた人の営みの中に還り
そしてそれはまた巡る流れに溶けてゆく 



込めた想い

満ちては欠け 夜に溶け隠れる月 それは変化するものの象徴であり
消えた月はまた満ちて 再び元の状態に戻ることから 不変なものの象徴でもあります

堆積する変化と 繰り返される季節 相反するものが溶け合い包容され 
ただ 今があります

その中で 
生きる中 生かされる中 想い合うこころ

そして そこからうまれる “祈り”

その“祈り”のこころも不変であると そう信じ
それらのかたちを 意匠に込めています

 “祈り”からはじまる 美しいものが
こころに注ぎ込まれ 豊かな彩りを添えますように

そして  それがまた 大切なものへ繋がってゆきますように
そんな想いを込めて 日々作品の製作をしています

 

 プロフィール 

意匠染織家 平山優子

愛知県名古屋市に生まれる。幼い頃からファッションデザイナーになるのが夢であったが、19歳で谷崎潤一郎の「刺青」を読み、日本の艶に惹かれる。自身の成人式で母に振袖を着せてもらい感動したことがきっかけで着物職人になることを決意。その後、着物職人になることをめざし単身京都へ。濡れ描き友禅工房で修行を始める。


受賞歴など
2009年 
・第14回手描き友禅作品展にて京都府中小企業団体賞受賞
 同年 着物作家として全国で展示会を始める

2013年 
・山形の老舗呉服店様よりご依頼頂き ”最上義光百万石行列図”を制作  
 ロンドンで行われた葛飾北斎展に展示される

2014年 
・在籍していた工房より独立「染の庵 結暉(そめのいおり ゆき)」を立ち上げる 
 その後 日本の古典とシノワズリを融合した独自の表現で作品製作をスタートする


2017年 
・人気CM衣装の染色を手掛ける

2019年 
JR西日本主催 着物ファッションショー ファッションカンタータfrom KYOTO”に出品(旧姓 高橋優子として)

2021年 
・制作した着物が人気映画衣装に使用される
・新ブランド「朔」立ち上げる
・KANSAI COLLECTION 2021 A/Wへ出品

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